不登校経験者だから言える、不登校児と関わる笑育学3つのすすめ

対人関係

今日は昨日に引き続き、笑育学のすすめ2つ目のご紹介いたします。

今回お伝えするのは「傾聴」です。聴く力、聴き方といってもイイと思います。

不登校の子どもたち、もしくは練習に参加できなくなってしまった子、大人でも、仕事に行きづらさを感じている方など・・・どんな方とコミュニケーションをとるにもこの「傾聴」というスキルは活用できると思います。

講座的にお伝えすると、この傾聴とは、カール・ロジャーズさんによって提唱されたのですが、今日はこのカール・ロジャーズさんについての詳しいお話はさらっとお伝えします。

詳しくこの、傾聴という講座を学んでみたいという方は、是非メルマガ登録行って頂き、1月から開催されるアクティブサポートトレーナーforキッズの笑育学講座を是非受講してみてください。という、宣伝も挟みました((笑))

カール・ロジャーズさん、こんなことを言っておられました。

「悩みを解決できるのは、本人しかいない。その力を信じ、その力を引き出すために聴く」

ロジャーズさんは、人間には自己実現する力が自然と備わっていると。

人間は誰も必ず良い方向へ向かおうとしているので、その力を引き出すことが大切だ。

と、考えられているんですよね。

ここでも、以前お話した、課題の分離という「介入」ということが繋がってきます。

あくまでも、相手にはその力があるという風に思えること、そして信じているという信頼があって、この傾聴が生きてきます。

不登校児と関わるとき、大人や周りの方々が陥ってしまいがちなのが、自分(親、教師)がどうみられかという、自分の課題を相手に押し付けてしまったり、アドバイスをしようとして話を聴いたり、寄り添う形をとってしまいがちなんです。

不登校になった子どもたちでも、課題に向き合い、解決していく力があります。

私が、聴き方という笑育学の講座で学んだことなのですが、

誰でも、「理解しようとして聴いている」のではなく、「返事をしようとして聴いています」

自分が話すためにしか、相手の話を聴いていないのです。

「理解されたい」という欲求に応えてあげることが重要で、それがあるから、

相手もあなた自身のことを理解しようとするのです。

コミュニケーションとは、お互いが理解し合い、共有し合うことです。

大切なことなので、2回言いますね((笑))

「コミュニケーションとは、お互いが理解し合い、共有し合うことです」

だから、自己主張ばかりをして、相手を説得することではありません。

この、コミュニケーション、傾聴において大切なことは、相手を理解することです。

不登校になった子どもたちはとても繊細で、とても感受性豊かで、優しい子たちばかりです。

誘導、尋問、指示、命令、非難、侮辱、分析、助言、警告、同情、機嫌取り、ごまかし、皮肉

これらの言葉を、かなり敏感に感じます。

だから、これらの声掛けや、気持ちを一切持たずに、関わってみてはいかがでしょうか?

先ほど挙げた、13種類ほどの声掛け達、私も不登校のとき、かなりたくさんの大人の方や、友人たちにかけられた言葉たちです。

それが悪いわけでもありませんが、心地よくないことは確かです。

コントロールされようとしていることが、手に取ってわかるんです。

だから、どうとかではなく、傾聴でとにかく、寄り添う形。

この寄り添うというのは、先ほど伝えた、相手を理解する。そして相手のことだけを理解するのではなく、お互いが理解できる形にステップアップして、関係を築いていくことが鍵となります。

悩みは人生の宿題であり、成長には痛みが伴います。子どもたちの失敗する権利を奪わず、

私たちに出来ること。

少しテクニック的に聴こえてしまったかもしれませんが、これは、不登校の子と関わるときだけでなく、誰とでもコミュニケーションを構築していくためには、知っておくと自分もかなり楽になるスキルだと思います。

聴くに始まり、聴くに終わる。

カール・ロジャーズさんの言葉たちとこの傾聴のスキル。聴くだけでは、すぐに実践できそうですが、無茶苦茶難しいです。

私も学びたてのとき、全くできていませんでした、でも、不登校を経験できたからこそ、この傾聴については、理解できるところもありました。

相手を理解しようとすること。

もし、子どもたちから、「あのね・・・」と切り出してもらえた時、そっと聴くに徹してあげてください。

信頼できる大人がいる。信頼できる友ができた。

その時間を共有できることもまた、一つ、寄り添う形となります。

聞くではなく、聴く形。

耳で聴いて、+目で見、心で聴く形。

是非あなたも実践してみてください。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日も笑顔あふれる一日となりますように☆

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