こんにちは!
いきなりどうした!?というような、題名で今日はスタートしていきます。
突然ですが、今日も質問です。
「皆さんに、とって好きな事ってなんですか?」
「みなさんにとって、仕事ってなんですか?」
みなさんは、明確に、これです。と説明できたり、ハッキリと誰かに宣言できるようなものはありますか?
先日治療に来てくれた、20代の女の子が居たんでが、その子からこんな質問を頂きました。
「いつも、仕事が楽しそうになさっていますよね?好きなことを仕事にすると、仕事が嫌になった時、好きなことまで嫌いになったりしないですか?」
と・・・。
私は「ん~・・・」となんだ後で、こう応えました。
「好きなことが、嫌いにならない手前で辞める」
よく、子どもたちにありふれた大人たちからの夢の助言として
「好きなことを仕事にするといい。」
という言葉聴いたことありますよね?
そしt、大抵、小学校とかに行くと
「野球を習っているなら、僕は将来、プロ野球選手になる」
といったこと、書いている子もいますよね。
それが、悪いというわけではありません。お金を稼ぐために仕事をしているとなると、お金が見合わない時、それは仕事が自分を苦しめてしまう、ツールになってしまうことは、想像できますよね?
誰かの不便を解決するのが、仕事。
誰かが、見知らぬ誰かを想う、優しい気持ちが寄り集まっているから、私たちは便利な世の中で生活できているという事も、想像できますよね?
世の中の大多数の人は、小学生のころに描いていた夢を実現した人を見て、好きなことを仕事にした。と評価するでしょう。
私も、高校時代から、この仕事に尽きたくて、国家資格を取り、今、なりたかった職業に就き、仕事として行っています。
でも、好きはいつか、好きじゃなくなります。
私もそうです。好きか?と言われると、今は、好きではありません。
この仕事ができるから、やっている。という事とも、また違います。できる人がやればいい。精神的な。
そんなもので仕事をするのなら、私は、今、作家か絵描きになっていると思います。
最初は、好きから仕事に入っていいと思うのです。
ただ、私は、好きなのに・・・という葛藤を経験して、好きだなと感じれる瞬間の数百倍・数千倍嫌な思いや苦しい・辛い想いをして今、思うことがあるんです。
好きなことを仕事として続けるのであれば、
「好きなことを嫌いになる勇気を持つ必要もある」
ということ。ようは、中途半端な、覚悟で、良いものは提供できない。それが、商売の道だよ。という事です。
商売というと、嫌がる方もいるかも知れないですが、give&take。受容と供給が一致してこそ、そこに「助け合い」というものが生まれたり、不便を解決するという「仕事」というものが成り立つのだと思います。
先日、元プロ野球選手だった、イチローさんの言葉をYoutubeで見かけました。
「好きなことだから、プロ野球選手になりなよ。と僕は簡単に子どもたちには、言えない。プロになって、野球が楽しいと思えたことは無い」
というお話をされていました。ただ、野球を始めた時の、野球が楽しいと思える気持ちは大切だ。とも話されていました。
私も、この仕事に就きたい!と思ったきっかけは
「人を人として支えられる人になりたい」
と思ったからです。サポーターという裏方の存在にとても惹かれて、私もそうなりたい!と必死に勉強して、勉強して、勉強して・・・就職し、今も勉強三昧の日々を過ごしています。
好きなことだから、嫌いになるのが怖いとか。
綺麗ごとではなくて、好きなことだから、向き合う必要があると思うのです。
好きなこと、あぁ、満足。って、なっていたら、資格を取った私はそこで満足して、今日まで続けていなかったと思います。
好きなことだから、探求したい気持ちも、もちろんあるし、より楽しさを知りたいのもある。答えがこれですよ。って、分からないから、それを追い求め続けて、私は成長し続けているのだと思います。
以前の、私だったら、こうやった方が体は楽なのにとか、こうしてください。って患者さんに提案して、こうしていくことが正しい姿勢だ!みたいなものを、求め続けていました。
でも、それは違っていて。
忙しくなればなるほど、勉強すればするほど分からなくなっていったんです。
「答えなちゃ、応えなくちゃ」って何か必死によく見られたい。この人を良くしたい。って、駆られていたんですよね。
患者さんが来ることが恐怖で、自分のやりたい事に費やしたい時間を奪う材料にもなっていってて・・・正直、時間外で対応することも、もう治療すること自体が、嫌で嫌で・・・
というのも、良くしたいが、よく見られたいに変わっていて、誰かを変えようとしている自分にも気が付いたんです。
だから、以前、オンライン講座を開いた後、いったん手を止めることにしたんです。
講座をすることって、誰かの人生に・・・これを届けることで、こうなれますよとか、私が動かせない何かにまで立ち入ろうとしてるんじゃないか?とか、変えられない何かを変えようとしているんじゃないか・・・と思ったんです。
とことん、嫌いになりました。とことん嫌にもなりました。
そして、考えて考えて考えて・・・
私が出来ることをしていくに尽きるな・・・と思ったんです。
私が、誰かを変えることはできないし、どうするかは、患者さんの判断。
でも、このブログやポッドキャスト、または患者さんたちは、私のこの発信を通して、一つのキッカケにしてくれている人もいるわけで・・・
となったときに、私が発信を止めることは簡単だけど、逃げること、と弱さに向き合ったりして、そこから、また得て成長していくことは違うな。と思ったんです。
誰かに、どう思われたいとかそんなんじゃなくて
私に、出来ることを、私の言葉で伝えていく。
そこに、賛同する人だったり、良いなと思ってくれる人が集まってくれれば、それが本当の意味での、give-and-takeなんじゃないかな?と思ったんです。
仕事は嫌いにはなったけど、多分私は、無一文になっても、きっと人の体に触れていると思うし
触れた感触で、身体の声を聴いていると思う。
変に聴こえるかも知れないけれど、身体の声を聴く感覚を持っているのは自分だけ。
言葉にできない、身体たちの声を、患者さんとか私に関わってくれる人たちに伝えていくことをこれからも、淡々と行っていこうと思います!
いい人で好きなことを仕事としてするより、いい人は辞めて、出来ることをする。
さぁ、ここでお知らせです!
アクティブサポートトレーナーこれまではfor kidsとしてうたってきましたが、今回は、そんなこんなの経緯も踏まえ
一つしかない、皆さんの身体
一度しかない、皆さんの人生
あなたの大切な時間を、このまま自己犠牲をしながらすごしますか?
仕事や、家族との時間も大切と思っている方々へ、自己犠牲無く家族時間や自分時間、仕事を行っていくための考え方や、思考、マインドセットなどをお届けしています。
のキャッチフレーズに合わせ、身体の分野を追加し講座を開設致します!
身体の分野については、誰かに施術をするテクニックを伝えるのではありません。
以前の私なら、辛いですよね?に寄り添う、都合のいい、整骨院の先生でした。
でも、いい人で居続けることは、楽ですが、それでは、本当に目の前の人が笑顔になれるのか?私と過ごした時間が良かったなと思えるのか?と思ったんです。
厳しい言葉ですが、「自分の身体の痛み、変化に気づけないのに、人に任せきるとは他責すぎるのです」
患者さんが扱う、自分自身の身体。そこに無知で居て、誰かに治してもらおうとだけ思っていても、治らないのです。持ち主が、身体を大切に出来ないのに、身体が応えてくれるわけが無いのです。
部活動でケガをして、成績が思うように伸び悩んでいる選手。
でも、これまで、復帰して自己ベストを更新し続ける選手を沢山サポートさせて頂きました。その差は、単に休めばいいという事では無いのです。
治す覚悟と、向き合う覚悟ができた選手は、伸びる。
慢性症状をお持ちの患者さんも同じです。克服できるかどうかは、諦めないかどうか。出来ないことに嫌気が沢山さすとおもいます。でもそこで、目を向ける勇気を持つこと。
そんな患者さんたちに私はこれから、私の1度しかない人生の時間を費やしたいし、患者さんの人生の大切な時間を使って、クリアにしていけるよう、全力で向き合っていこうと思います。
克服していった選手に私が伝えてきたこと。「やるのは、私じゃない。君自身。だから、決めて欲しい。休む勇気をもって、来期、自己ベストを更新するか、今、無理してでもやり続けて、悔しい結果で終わるのか・・・」厳しい選択を高校生・社会人選手には伝えています。そして、選手自身に決めてもらいます。
厳しくて、嫌われてもいいけど、報われない身体の声を伝えきれないのはもっと辛い。
嫌われてもイイから、私にできることを、今後は伝えていこうと思います。
身体を構成すのは、筋・骨・関節・内臓だけじゃない。
マインドの部分も大きな要素。ここについては引き続き、荒巻仁さんの下で学んだ「いい人ではなく、笑う人」をコンセプトに、笑育学をお伝えしていきます。
ご自身で、ご自身の身体のケアをしたり、声を聴くためのヒントなどを講座を通してお伝えしていきます!
これについての、無料体験講座を9月24日(日)20:30~ZOOMにて行います!
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