あなたには、仲間と呼べる存在が居ますか?

対人関係

チームグループの違い

みなさん、こんにちは!

突然ですが、チームとグループの違い知っていますか?

そして、もう一つ、質問です。「あなたには、仲間と呼べる存在が居ますか?」

チームとグループの違いを知っている方も居るかもしれません。

しかし、仲間と呼べる存在が居ますかという質問が飛んでくると・・・「ん~・・・」と考えてしまう人も居るかもしれません。

大人になると、人付き合いというのは慎重になるもの。いつの間にか、人に迷惑はかけないように・・・・と事を、見極め、人に頼ることができなくなって、一人で抱え込んでしまったり・・・エスカレートすると、四方八方、人にどう見られるか、どう評価されるか・・・という恐れとなり、長らく挑戦という現場から離れてしまう・・・と、いうことにも陥ってしまいます。

仲間がいるかどうか・・・と、いうところから紐解いても、芋蔓のように、消極的・保守的になってしまう原因などが見えてくるのです。

仲間という存在って、大人になったら徐々になくなるものですよね。

これは、ネットなどにも検索すれば出てくるのですが、

「グループ」というのは、同じ場所に居る人の集まりであり、共通の目的や目標を持っている必要はない。

「チーム」とは、メンバー全員が共通の目的や目標に向けて、協力し、相互に補い合う組織形態のこと

と、説明されています。

グループというのは、仲間という訳では、無いですが、先ほどの説明のように、協力して補い合うのが、仲間であり、チームです。

共通の目的や目標というのは、必ずしも同じ目標でなくとも、目的を持って、集まった仲間が、できないことは、互いに補い合う。それが、チームです。

チームという、仲間がいるから、漫画で言えば、ドラゴンボールやワンピースだって、主人公が輝くわけです。

では、そんな、主人公は完璧で描かれているのか?というと、そういう訳では、ありません。

主人公にだって、欠点があり、仲間がそれを補うから、主人公もそれに応える。

その時、必要なのは、完璧ではなく、「できない事がある。」ということです。

すべてを、一人で完ぺきに熟すならば、誰かが、手を差し出せる出番はありません。

できないことがある、間違うことがある。それが、人間らしくて、人間味というものです。

私が、好きな著書の中に、「今日誰のために生きる?」というペンキ画家SYOGENさんとひすいこたろうさんの本があるのですが、アフリカのブンジュ村でSYOGENさんが学んだことが書かれているのですが、その、ブンシュ村での出来事の中に、この「人間らしいね」というエピソードが紹介されていました。

大人になるから、完璧になるのではなく、大人でも間違えるんだ。という姿を子どもたちに見せる。すると、子どもたちは、自信が持てる。更に、間違えた大人を助けたり、補う大人の姿を見て、子どもは明るい未来を描けるのだそうです。

素敵なことですよね☆

私も、いつの間にか、時間に追われ、あれもこれもと両手に抱えきれないくらいの仕事に追われることがあります。

困っている人をみたら、どうしても自分の時間を削ってでも、対応したくなって、対応するけど・・・その分家族の時間や、本当はやりたいと思っていた、家の家事など・・・理想どおりに上手くいかなくて、行き詰ってしまうことがあります。

それでも、最近私が、ようやく仲間やチームという存在に頼れるようになったことがあるんです。

それは、「できない」とことを伝えたり、協力してほしいと自ら、隠すことなく、素直に伝えられるようになったことです。

私は、3年前「予祝」というワークを通じて、仲間を得ました。その仲間は、本当に様々な分野の方々の集まりで、男性も女性も年齢も様々で、ニックネームで呼び合っているため、住んでいる場所も深い事情も本当によくは、分かっていません(笑)

でも、そこまで、知らなくとも、仲間と言える存在です。

当初は、夢を叶えるために集まったメンバーですが、今はそうではなく、こんなことしてるよ~手伝ってほしい・・・行き詰ったときに相談に乗ってくれたり、協力してくれたり、深く知らないからこそ、身近な出来事を、素のままで話せるメンバーなんです。

この仲間、それぞれ、オンラインで知り合ったのですが、直接会いに行くことはできなくても、協力してほしいことがあると、「自分にできること」を出来る範囲の中で、協力してくれる素敵な大人であり、仲間なんです。

夢ばかりを追うのではなく、無理だよ!と否定するのではなく、一緒にどうやったらできるのか?を考えてくれて、協力してほしい範囲の中で、力を貸してくれる仲間。

応えてくれるから、私もその仲間が何か、協力してほしいと言われたら、可能な範囲で、協力したいと思えるのです。

もちろん、馴れ合いではなく、そして、過度にアドバイスをして、介入してくるわけでもなく、程よい距離感。それは、このメンバーがそれぞれに置かれた環境を理解していて、何より、心のゆとりがあって、そして、お互いに何かに挑戦していて、互いをリスペクトしている存在だからこその関係なんです。

仲間って、好調な時に作るものではなく、上手くいかない時に手を差し伸べてくれる、存在だと思うのです。

昨年7月、私は、ボディメイクの大会に出て、地方大会で優勝し、PROの権利を獲得しました。しかし、審査委員からのフィードバックは、「特徴がない」という、厳しいものでした。

その、審査員の方からの厳しい、フィードバックは決して嫌ではなく、というのも、審査員の方の細やかなフィードバックに「スポーツモデルさんのこだわりを知った方がいい」というアドバイスまで頂いて、熱心なこと、そして、私にはまだまだ発展途上で、成長の余地があり、期待して頂けていることなど、沢山のヒントを頂いていたので、嫌だなと思うことはありませんでした。

そして、そのフィードバック通り、隠すことなく、スポーツモデルさんであり、トレーナーさんである、KENTさんの門を叩きました。

それが、8月の出来事。それから、たった、4か月。私の身体は、本当に見違えるほど、成長しました。

KENTさんの門を叩いて驚いたのは、「チームなので」と仕切りに声をかけてくださって、KENTさんの仲間に入れてくださって・・・大会当日、一人だった私も、サポートしてくださったんです。

KENTさんのサポートメンバーは、一つのチームで、私より年下な子達ばかり・・・そして何より、みんな強者ばかりで、成績を見たら、私が委縮してしまう人たちばかり・・・そんな中にポツンと入った、遠慮ばかりの私に対し、「櫻井さん、遠慮したら終りです。チームなので、堂々としていてください」とKENTさんに、声をかけられ、遠慮禁物で、出航しました。本当にワンピースの海賊船に乗った気分(笑)

初めてのPRO戦、決勝に立てるなんて、正直思っていなかったけど、その舞台に立って、強く思ったことがあるんです。

この舞台に立つのは私一人だけど、一人で戦ってるんじゃない。

私を強くしてくれる、仲間がいる。ステージに立って満足ではなく、次はもっと圧倒的に強くなった姿で、仲間とここに立つ・・・

仲間と最高の景色を見る!!!

そう思ってしまったんです。それを、思い返すと、また胸が熱くなり、どれだけ、遠い10か月後のことだって、張り切って、目の前のトレーニングに打ち込めちゃうんです。

仲間の存在って不思議です。

グループではなく、仲間。

少年野球で、たまに見かける指導者からの言葉の中に、ミスをした選手に問い詰めることがあります。

ふと、自分自身が、仲間に入れてもらって、仲間に助けてもらって、その違和感に気づいたことがあるんです。

ミスをカバーしあうのが仲間であり、チームです。

「ごめん、次は気をつける」という言葉や、「ごめん○○」ということばより、「~してくれてありがとう」という言葉が飛び交う方が、チームは圧倒的に強くなります。

ミスをそのままにしていいということでは、ありません。

ミスがあるから、出番がある。修正して、もう二度と、そのミスが起きないように指導をするのではなく、ミスが起きたなら、その時にそのミスに気付くこと、伝えることから始めればいいのです。そして、できる子がそれを補う。補ってもらったら、自分も誰かのミスを補う。

そうやって、チームを作っていく。

妥協しあったり、馴れ合いではなく、それぞれが、自立し、目標にそれぞれで向き合う、立ち向かう、その中で、できないことがあれば、できないと正直に伝える。

家族でも同じ、仕事でも同じ。

自然と人間の関係だって同じです。

花が綺麗に咲けるのは、愛でてくれる人間がいるから。相互の関係。

干ばつが続けば、植物は枯れてしまう。けど、人の手で、水を救い、与えてあげることができる。だから、花は実をつけ、植物は、人に命を提供してくれる。これも、循環であり、チームプレーなのです。

ミスをしてはいけない。誤魔化しではなく、できないことを、赤裸々に話せる相手。

あなたの周りには、どのくらいいますか?

行き詰ってしまったとき、もう誰も信用できない!!!ってなってしまったら、そんな時は、自然だって、一つのチームです。圧倒的な自然に身を任せてみてください。

動物だって、食物だって、風だって、なんだっていいと思います。

私は、挑戦したから、・・・そして、弱さを伝えることができたから、前に進めるための仲間というアイテムを手にしました。

是非、皆さんも人間らしく、生きて(息)ください。

自らの心に耳を傾け、自分の呼吸を感じて、仲間を持つ。今を生きる。

次のブログのエピソードにも繋がって来るのですが、生きるって素晴らしい事です。

是非、皆さんにとって、素敵な仲間とのエピソードがありましたら、コメント欄でのシェアもお待ちしています!

最後に、素敵な本を紹介させてください。「今日誰のために生きる?」私が、ゆっくり呼吸ができた本です。そして、私より、頑なな主人が先に読み終えた本。買って来たら、「あ、その本、ごめん、先にkindleで読んだよ。」って・・・(笑)

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通りで、「人間らしいね」って、珍しく優しい言葉をかけてくれたのですね・・・(笑)

楽しくなって、今日は長々と綴ってしまいました。

というのも、私が、「仲間」という存在がこんなにも私を生かしてくれる、素敵な存在であったかくて、有難くて・・・それが伝えたくて、綴りました。

本当に、有難いんです。

さぁ、本当に今日はこの辺で、終わりにします。((笑))

皆さんにとって、素敵な一日になりますように☆彡

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