今日のテーマは、「それはあなたの問題じゃない」です!
えっ????何それ?と思われた方居ると思います。
変えられないものを変えようとしていること、それが大きな悩みになってしまっていることって、結構あるんです。
だから、今日はこれを聴いて、ハッと気づくことがあれば、それだけで、パラダイムシフト!見方が変わって、少し楽になって頂けたら嬉しいです。
「課題の分離」って聞いたことありますか?
課題を分ける。まさに、今日の核心です。
この、課題を分けるというところ、みなさんごっちゃになってしまいがちなんです。
代表的なところでいうと、親が子どもに
「早く準備しなさい」とか「早く起きなさい」とか言ってしまうことです。
これ、困るのは、子どもなので、子どもたちにどんな結果が待っているのか、経験させる、体験してもらうべきなのですが・・・親が踏みこんでしまいがちなんですよね~((笑))
こういってる、私もやってしまいがちです。
整骨院をやっているので、私の場合は、患者さんの体を良くしたいとか、痛みを取りたい!!!って無茶苦茶思うことがあるんです。
でも、その気持ちややり方が、余計悪化させてしまったり、逆効果になってしまうこともあるんです。
いくら、私が治したいと思っていても、患者さんが治る気が無ければ、堂々巡りんなのです。
よく、あるパターンが、「なかなか治らないね~」という口癖の方です。
以前は、「じゃぁ、家で何していますか?」と聴いていたんです。
1ヶ月に2~3回のたった、30分の施術で、あとは家に帰ってケアをしなければ、良くならないのは当然のことです。それを、医者のせい、整骨院のせい、環境のせいにしてしまっても、こちらもどうしてよいものか、困ってしまいます。
私の場合は、この課題の分離を学んで一気に患者さんとの関係が変わったんです。
うちの整骨院、卒業生がいっぱいいます。
それが、自慢なんです。
その、卒業生がまた、新しい患者さんを紹介してくださるんです。
卒業生って、どうゆ事?と言いますと、ずっと通わなくていいんです。
患者さんが、自立されるので、症状が改善したら、ご本人でケアが出来るようになるんです。
面白いのが、多分、うちの整骨院の患者さん、筋肉の付いている場所と、作用まで話せます。((笑))
専門用語で語れる方が多いです。症状の説明も、専門用語が飛び交います((笑))
患者さんとの、関係の中なのですが、以前は、患者さんに分かりやすく説明するために、回りくどい言い方をしていたんです。
でも、荒巻さんの「あらじん塾」というところで、笑育学を学んで、たくさんの方が提唱された、心理学を実践されている症例を聴いて、勉強したから、より悩まなくなったんです。
相手と自分と命の価値は対等なのだから・・・このことを学んだ時、患者さんだからと、患者より、より○○で居なくちゃと勝手に思ってしまって居たんです。
患者さんだって、一人の人間です。私と同じように悩むし、考えるし、勉強されています。
だから、回りくどいのを辞めたんです。
そしたら、中学生~90歳まで、「外転・挙上したときに・・・」とか「インピンジメントなのか・・・このあたりが・・・」とか「後傾したときに・・」とか、専門用語が飛び交うようになったんです。
以前は、整骨院で、「私がこの患者さんを治さなくちゃ」って、思ってたんです。
私が何とかしないと・・・って
でも、それでは依存を生んでいくし、自分のプライベートな時間を潰してまでも、対応しなければ行けなかったんです。
それでは、自分の身も心も持たないんです。
声掛けを変えたこともあります。それは、学んだから、使えるテクニックです。
どれだけ、数十万、数百万というテクニックセミナーや勉強セミナーに参加しても、その良さを理解できる患者さんに巡り合えなかったら、その価値は0なのです。
それで、苦しんでいたのもあります。
でも、患者さんの発言を変えたりすることはできないのですが、自分の今を変えることはできます。
「治らない」という患者さんに対して、今、何と声掛けしているかというと
「そうなんですね、○○ができなくて、困っているんですね」と傾聴することなんです。
そして、代弁するのみ。代弁というのは、第一感情のみ。掘り下げるだけです。そこに、だから、治ったらこうですよね?とか、未来の想像は付けません。
想像力を豊かにしてしまうと、逆効果だからです。
あれをやりたい・・・でもできない自分にげんなりして、余計症状は悪化します。
声掛けとして、もう一つ、今、出来ていること、痛みが出る動きの認識をしてもらいます。違いについて、興味を持ってもらいます。
腰が痛い。でも、少なからず、出来る動きと出来ない動きがあるので、その差を知ってもらいます。
あくまでも、現状を知ってもらうんです。
現状に興味を持ってもらって、自分の身体の状態と、声をしっかり把握してもらいます。
だけど、それが、把握できないほど、余裕が無い。という患者さんの気持ちにも勿論寄り添います。
しかし、ここでごっちゃになってはいけないのが、課題の分離です。
治したいのは患者さんです。
治したい、改善したいからくるのです。
だから、現状を知ってもらって、相手が望むのなら、身体の使い方のアドバイスはしていきます。
だけど、言われてもいないのに、たやすく、相手の動作を否定しては、患者さん自身がどうしていいのか分からなくなるのです。
同情はしないというコトです。
患者さんがどう感じているのかの、代弁や復唱はするけれど、私がそう思っているわけでもなければ、私が同じ状況にいるわけでもないので、そこは線を引く必要があります。
ここがごちゃごちゃになるから、治療家は、自信を無くしてしまうこともあります。
だけど、相手の課題に勝手に踏み入って、勝手に自信を無くしているのは自分。だと思えば、そっと心の距離をとって、自分の丁度いい距離感で、対話してみると、そんなに期待もわかず、怒りに変化することもありません。
大切なのは1対1の関係ですが、自分と同じように思わせる、感じさせることなどできないのです。
どんな職業でも同じように感じることがあると思います。
どんな選択をするのかも自分次第。
自分が笑顔で居られる選択はどうだろうと考えてみてください☆
課題を分離すること。
ここには、影響の輪、関心の輪というようなより専門的なところも関わってくるのですが、より、学んでみたいなと思われた方は、是非、12月18日夜20:00~のアクティブサポートトレーナーforキッズ笑育学無料講座に遊びに来てみてください☆
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました☆
皆様にとって笑顔あふれる一日となりますように☆
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